TOHON CUP 2022(1年生)

1年生,キンダー,公式戦

■日時
2022年9月18日(日)9:00-13:00

■場所
フクシ・エンタープライズ墨田フィールド

■参加メンバー
【チームブラック】
アキラ、コウ、コウセイ、ショウタロウ、ミナト、ユウト
【チームピンク】
タイガ、チヅル、ノドカ、ユメカ、ラン、(コウセイ)

■対戦相手

【試合結果】
第一戦(ブラック):対宮本JFC A 0-1 ×
第二戦(ブラック):対宮本JFC B 2-1 〇
 (得点者 ミナト、ショウタロウ)
第三戦(ピンク):東本SC A 0-3 ×
第四戦(ピンク):東本SC B 0-3 ×
第五戦(混成):ヴィルトゥスSC 0-3 ×

【最終順位】
5位:1勝4敗 勝点3

■所感

今回は、墨田区学年大会に向けての実戦強化を目的として、東本SCさん主催のTOHON CUP 2022に参加させて頂きました。

大会は台風が近付く荒天の中、雷雲の接近による中断も挟みながらも、6チーム総当たりのリーグ戦形式にて行われました。
向島は2チームでの出場が難しかったため、エントリーは1チームとし、チーム内でチームブラックとチームピンクの2チームに分け、それぞれ2試合と混成で1試合という変則的な形で試合に挑みました。

【チームブラック】
結果は1勝1敗、2試合ともに最小得点差でしたが、内容的には決定的な得点チャンスを幾つも作りながらも枠外シュートが多く、決めるべきところを決めていれば、もっと楽なゲーム運び、2連勝も不可能ではなかった展開でした。
選手個々には、良く走り、局面での競り合いにも果敢に挑んで負けない場面も多く見られ、それぞれが頑張っていました。
あとは少しだけ、フィニッシュの精度とゴールを死守する強い気持ちが足りなかったのが今回の結果となったように思います。
改めてキック精度など、基礎技術の更なるレベルアップが必要であることは勿論のこと、ワンプレー、ワンチャンスの大切さを理解し、一つ一つを大胆かつ大切にプレーして行けるよう、日々のトレーニングから意識して取り組んで行ければと感じました。

【チームピンク】
このチームは、一方的に押される展開だろうと、何点取られようと、誰一人として諦めず、集中を切らさず、最後まで走り続けて一所懸命にチャレンジしてくれたことが最大のストロングポイントでした。
事実、ゲーム終盤にはそうした姿勢が結実し、相手ゴール前まで迫る惜しいシーンもいくつか見受けられました。
一方で、女の子中心のチームということもあり、どこかで男の子に負けるのは仕方ないと最初から受け入れてしまっているような空気もあり、どうしても勝とう!、負けたくない!という想いが弱いようにも映りました。
だからこそ、どんな状況でもヘコタレない開き直りの強さがあるのかも知れませんが、1勝することで「自分たちだって男の子相手でもできるんだ!」という自信さえ持てれば、きっと全員がもっと伸びてくれるものと感じています。
そのためには、まずは1点、1勝に拘って、日頃のトレーニングからもう少し欲を出して取り組んでもらえるように指導して行きたいと思いました。

【総括】
本大会への参加は、実戦の中での組み合わせのテスト、それぞれの現在地の確認などが主目的であったため、チームの組み方、試合の出場順を工夫することで、もう少し勝ち星を拾ったり、順位を一つ二つ上げることは可能だったかも知れません。
また、子どもたち個々のボールテクニックを見ると、総体的に他チームの方がテクニックに優れいる場面も多く、指導に当たる者として焦る部分が全く無い訳ではありません。
ただ、1年生が本格的な伸びしろに至るのはまだもう少し先の話です。そこまでは、来るべきその時に向けてのベース作りとして、体作り(動き・最低限必要な筋力)、姿勢(意欲・主体性)、思考力(理解力・判断力)の向上を柱に、目先の勝敗に一喜一憂せず、焦らずゆっくりと子どもたちの成長を見守って行ければと考えています。
そして、本大会を通じ、悔し涙を見せる子、それを励ます子、敢えて距離を取ることで仲間を思いやる子など、様々な形での心の成長が見られたばかりでなく、大会終了後、グラウンドに散在する各チームの忘れ物回収を進んで手伝ってくれる子など、子どもたち一人一人が、前回より主体性を持って能動的に行動している姿が端々で見受けられ、着実な成長を感じられました。

今後もそうした子どもたちそれぞれの小さな変化の一つ一つにも目を向け、見落とさないよう指導に当たって行ければと思います。

最後に、悪天候の中で大会運営をしてくださった東本FCご関係者の皆さま、対戦頂いた各チームご関係者の皆さま、サポート頂いた保護者の皆さまをはじめチーム関係者の皆さま、ありがとうございました。

(1年生コーチ:長岡)/