女子チーム(3~1年生)ニーニャスリーグ2023第一節

1年生,2年生,3年生

■日時
2023年9月16日(日)12:00-16:00

■場所
浮間子どもスポーツ広場

■参加メンバー
・四吾少年フットボールクラブ:アスカ、リカ、ホノカ、ミア
・FC向島ユナイテッド:アカリ、チヅル、ラン、ノドカ、ユズハ(計9名)

■対戦相手および結果

【第1試合】
✕四吾・向島ユナイテッド 0-2 北区さくらガールズ

【第2試合】
〇四吾・向島ユナイテッド 5-0 Seirin Smile
得点者:リカ1、ホノカ2、アカリ2

■所感
女子選手たちが待ちに待ったニーニャスリーグが今年度も始まりました。
昨年度は、このリーグ戦へのチャレンジが向島ユナイテッドとして初めての女子大会への出場となりましたが、1年生主体のチームでは他チームとの力の差は歴然としており、最終的に6敗1分けの勝ち点1という残念な結果でした。

今年度は女子選手の数に恵まれず、向島ユナイテッド単独チームとしての参加は叶わなかったものゝ、選手たち自身の参加に対する熱意に後押しされ、他チームとの混成チームとしての参加を模索した結果、 四吾少年フットボールクラブさんからのご理解とご協力を得ることができ、四吾・向島ユナイテッドとして参加できることとなりました。

急増の混成チームで挑んだ初戦では、大会への緊張、お互いへの遠慮などもあり、兎に角、消極的なプレーばかりが目立ち、またチームとしての連携も無くバラバラで、子どもたちだけで話し合いポジションを決めてもらった点を差し引いても、物足りない内容でした。
加えて、向島の選手たちに至っては、昨年度大会終了の頃にはそれぞれに意識の変化が見られた、日頃男子の中でしかプレーしていないことによる遠慮や消極性の払拭が完全に影を潜め、1年前に逆戻りしてしまったかのような立ち上がりでとても残念なものでした。
それでも、ハーフタイムでネジを巻いたこともあり、後半からは徐々にエンジンもかかり出し、相手ゴールに迫る惜しいシーンもいくつか見られ、試合終盤になりやっと自分達のサッカーを少しずつ表現してくれました。

続く2戦目では、前試合の流れのままに、立ち上がりからそれぞれが見違え得るような積極性を見せてくれ、相手を押し込んでゲームを握る時間帯が圧倒的に多くなり、終わってみれば5得点、無失点の大差で初勝利を掴むことができました。

コーチ陣も選手個々の特性を把握し切れていない急増チームにあっては、技術、戦術云々にフォーカスしても意味がないと思われたため、選手たちには初めに大会を通じてのテーマを三つ提示していました。

【大会を通じてのテーマ】
・ニーニャスリーグとサッカーを楽しむ
・チームメイト同士で仲良くなる
・勝利を目指して全力で頑張る

日頃の男子中心の環境、遠慮から解放され、とにかく思い切り、伸び伸びサッカーをし、その中で一つの目標に向かって仲間たちとのコミュニケーションを図りながら力を合わせること、そして目標達成を成就すべく全身全霊で取り組むことを通じて、それぞれの成長の機会とできればとの想いで提示したテーマでしたが、予想に反し、早くも2戦目にしてそれぞれがこれを表現してくれた結果の見事な勝利でした。

その後の練習試合では、所用により3年生が抜けた中でも、2年生中心にチームらしいまとまりも徐々に見え始め、勝ったり負けたりしながら、夕方まで目一杯サッカーを楽しんでくれました。

本戦終了後の振返りのミーティング時、ある選手の感想として、「女子だけだと、ちゃんと話し合いができるから楽しい!!」とキラキラした表情で語ってくれたことがとても印象的でしたが、「そうだよね、男子はすぐにえばるし、勝手な事ばかり言うし・・・etc」と私が悪ノリして相槌を打っていた際、傍らで聞いていたお父さんたちが一様に神妙な面立ちだったのもまた女子大会ならではの新鮮な状況で、こした機会を選手、保護者ともに最後まで楽しんで頂ければ嬉しく思います。

最後に、対戦頂いたSeirin Girlsの選手、関係者の皆さま、会場運営と対戦頂いた北区さくらガールズの選手、関係者の皆さま、ありがとうございました。
また、ご参加頂いた四吾FCさん、向島ユナイテッド両チームの保護者、関係者の皆さまありがとうございました。

ニーニャスリーグ担当(向島ユナイテッド2年生コーチ) 長岡/